読んで体感するブログ 障がいから照らす人の可能性

可能性照らし家 西井あやな。 人の持つ可能性にわくわく。 大人になってから視覚障がいを持つ。 視覚障がいを持って働くこと、子育てすることを通しての自分の気づきと経験を惜しみなくできるだけわかりやすく表現します! 講演やお話会お任せください。ご相談やご依頼は、information.ayana@gmail.comまで、@を半角@に変えて送信頂けます様お願いいたします! 

マイナスをカバーする生き方 vs プラスをもっとプラスにするためにマイナスを活用する生き方

あなたが苦手なことは何ですか?
あなたが意識的にでも無意識にでも避けていることは何ですか?

人前に立つこと
周囲から評価されること
続けること
新しいことに取り組むこと
うちとけること
などなど

同町圧力強めの平成前半。
周囲と同じ価値観を共有することに安心と価値観が置かれた 
周囲と比べてへこんでる所を引き上げることが大切だと思っていた。
自分も。おそらく周囲も。

苦手科目、苦手分野、苦手なことを克服するのに時間をかけたり、
足りないところ、足りないアイテムを補おうと努力した。

当時を思い出すと・・・辛い。
「できてない」
「ダメじゃない」
「足りない」
「欲しい」
これらの意識がうようよしてる。
おばけみたいに。

いざ自分が親になって、子どものできてないこと、苦手なことは気になってしまうのが本音。
できれば克服してほしいしそのサポートもしたいと思う。


大人になって、
少しずつ見えづらさが増して、
苦手なことや足りてない部分を努力や根性でカバーするのが不可能になった。

働き続けるために、QOLを維持し続けるために、
出来ることの中でも、特異なこと・好きなことに目を向けざるを得なくなった。
自分も。おそらく周囲も。

「どうしたい?」
「何ができる?」
「何をやってる時が楽しい?充実してる?」
「どうなりたい?」
「どうありたい?」

自分への問いかけが変わって、
障がいへの受けとめ方が変わってきて、
自分をもっと光らせてあげるために何ができるか、に意識が向く。

子どもたちにもそうでありたい。

もちろん、性格的に苦手なことはある。
だけど、それはもはや 足りないこと・出来ないことではなくて、
自分がより自分らしくこの人生を全うするための課題やひんとだったりする。


自分がやっていて楽しいなーぁと思うことと、特異なことが一致していたりする。
その領域にかける時間と、それを実践する機会はできるだけ多く持った方がいい。

お世話をすること
表現すること
創作すること
研究すること
管理すること
調性すること
戦略をたてること
などなど

あなたの好きなことは何ですか?
あなたの得意なことは何ですか?