障がいから照らす人の可能性

可能性照らし家 西井あやな。 人の持つ可能性にわくわく。 大人になってから視覚障がいを持つ。 視覚障がいを持って働くこと、子育てすること、悔しさ・不安・喜びを通しての 自分の気づきと経験を惜しみなくできるだけわかりやすく表現します!

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ひーっさしぶりのお菓子(?)づくり!! ~1歳でも食べられる簡単かぼちゃスコーン~

お菓子作りをしよう! そう思えたのは何年ぶりだろう。 中学・高校生の頃は、チーズケーキやクッキー、スコーン、かぼちゃプリン、(上手く膨らまなかったけど)シュークリーム、ティラミス、パウンドケーキなんかを時々創った。 お菓子作りって、オーブンが必…

社会的マイノリティ: 「マイノリティだから、こうしなきゃ!」にいつの間にかなってた私

社会を見た時に、建城者と呼ばれる人々に対して障がい者と呼ばれる人々はマイノリティ 少数派と称される。障がい者と呼ばれる人々の中でも、視覚に関する障がいを持つ人々となると数が絞られる。さらに、視覚障がい者と呼ばれる人々でも、親という立場を経験…

適切にに伝える・伝わる 生理の話 

昨年、勤務先で「Unspoken(アンスポークン)を語ろう!」というイベントが実施された。Unspoken(アンスポークン)とは、積極的に会話のトピックになりにくい、口に出されない、暗黙の話、である。 勤務先には、有志社員による草の根的活動グループがいくつかあ…

 私の出産の記録(入院から退院まで)

前回の記事を書いて、自分の出産について記しておきたくなった。数えきれないほどのケースの中のひとつの例に過ぎないが、どなたかの参考になってくれたら嬉しい。(前回の記事: https://yungu.hatenablog.com/entry/2023/02/13/140405 ) 前回も触れたが、ど…

不安いっぱいの妊婦に差し向けられた新しい景色

妊娠はおめでたいもの、とされている。妊婦は幸せそうでキラキラしているなんて言われることもある。ただ、何事もそうなのかもしれないが、本人がその状態をハッピーと受け止められていないと、周りからの「おめでとう」をどう受け取ったらいいか困ってしま…

当事者の思い込み ~近頃の福祉教育事情~

娘がまだ保育園にお世話になる前のこと。天気がゆるせば毎日おんぶして白杖片手にお散歩をしていた。お散歩道は車通りの少ない歩きやすい道を選んでいる。その日はお散歩が午後の時間帯になった。 往きに通った公園の脇道。公園で男の子が2人遊んでいるのが…

 白杖ママの保育園選び

保育園には大きく分けて、認可と無認可がある。利用者にとっての主な違いは、次のようなところだろう。○認可:・利用申請窓口は住民票のある市区町村事務所・行政の定めた条件で、ポイント/点数の高い人から優先的に希望の保育園に入園・世帯年収によって保…

 白杖ママと娘の公園遊び

週末、1歳6カ月の娘との公園遊びをした。初めて娘と公園遊びをまともに出来て、私が喜びと満足感でいっぱい、楽しかった! 実はもともとは公園遊びが目的ではなかった。週末、久しぶりに太陽が顔を出す暖かいお天気で、娘の風症状もおさまったのでお散歩に出…

障がいとは、不幸化?ギフトか?それとも?? (2)

(続き)前回記事:https://yungu.hatenablog.com/entry/2023/02/01/162956?_ga=2.149410358.1012900227.1675236494-1927628168.1669010510 ⑤あきらめる・自分を知る・安心が増えていくぎりぎりまで踏ん張り、現状へ抵抗することに心身疲れ切った私は、ついに…

障がいとは、不幸化?ギフトか?それとも?? (1)

「障がいはな、ギフトや。ただ、障がいを持った、このこと自体は不幸や。ここを取り違えたらあかん。不幸として受け止められて、はじめてギフトになるんや。」 知人(中途視覚障がい当事者)が10年程前に語っていた言葉をふと思い出す。これらに共感できる方も…